子育て中に復職を考える看護師は多いでしょう。しかし、いざ履歴書を作成しようとすると、どのような志望動機を書けばいいか悩むことがあるのではないでしょうか。
子育てと仕事を両立させようにも転職先に対して働く意欲をうまくアピールできなければ採用されることは難しくなります。
今回は、子育て中の看護師にとって役に立つ、履歴書への志望動機の書き方を紹介します。
子育て中の看護師は「働く意欲」をアピールしよう
子育てをしながら看護師として復職を目指す際は、転職先に対して「働く意欲」をアピールすることが大事です。
特に未就学児を育てながら働くことになると、子どもの体調不良など、予期せぬ事態が発生することが多いため、業務に穴が開いてしまうのを懸念する採用担当者もいます。
そのため、志望動機には職場でどのように活躍したいのかを盛り込みつつ、どのような方法で子育てと両立させていくか、具体的に説明しておくことが重要です。
また、待遇面を志望動機に入れすぎないよう注意しましょう。勤務体制や子どもの体調不良時の対応など、勤務先の待遇面が気になる人もいるでしょう。
待遇面を志望動機に記載することそのものに問題はありませんが、待遇面ばかりに焦点を当ててしまうと採用につながらない可能性があります。入職しても「子育てとの両立が難しいと早期退職も考えられる」と不安に思われるかもしれません。
「子育てと両立しやすい制度が整っており、看護師としてのスキルを磨きながら働ける環境であると感じた」といったように、転職先に対して、見る側がポジティブに捉えられるような工夫が必要です。
また、応募先である職場の情報を志望動機に書くと、より働く意欲をアピールすることができます。
【例】
・「貴院では子育て中の看護師も病棟や外来で活躍していると知り、ぜひ働きたいと思った」
【子育て中の看護師】履歴書に書く志望動機の例文
ここでは状況別に、履歴書へ書く志望動機の例文を紹介します。履歴書の志望動機欄の文字数は200〜300字が理想的といわれています。簡潔にまとめるのがポイントです。
例文をもとに、自分の状況に合わせた志望動機を書きましょう。
子育てをしながら働く場合の志望動機例
子どもがまだ小さく、託児所や保育園に預けながら働く場合、改めて看護師としてどのように業務に携わっていきたいかを書くと、採用担当者に志望意欲が伝わりやすくなります。
【例文】
子育てが落ち着いている場合の志望動機例
職場によっては、子どもの成長に伴って勤務時間を増やしたり、勤務形態を変えたりすることができる場合もあります。家庭状況についての情報も記載できると良いでしょう。
【例文】
パートとして働く場合の志望動機例
家庭の事情でフルタイム勤務ではなく、パート勤務で復職を目指す人もいるでしょう。パート勤務を希望する理由を具体的に書くと、転職先からも理解が得られます。
いずれフルタイム勤務へ移行したいと考えている人は、志望動機に「パート勤務を希望しますが、家族や子どもが生活の変化に慣れてきたらフルタイム勤務への移行を考えています」などの一文を添えると良いでしょう。
【例文】
経験が浅い場合の志望動機例
看護師としての経験が浅いことを志望動機に記載すると、悪い印象を持たれてしまうのではないかと不安に感じる人もいるかもしれません。
その場合は、これから学ぶ意欲があるという姿勢をアピールする必要があります。学びたい希望の分野があれば、具体的に記載してみましょう。
【例文】
元の職場へ出戻りする場合の志望動機例
子育て中の看護師の中には、一度辞めた職場に再就職を希望する人もいるでしょう。
子育てが落ち着いた後、しばらくほかの職場で働いて前の職場の良さを感じて出戻りする場合は、なぜ、また同じ職場で働きたいのかを具体的に記載できると良いでしょう。
【例文】
子育て中の看護師が転職活動をするなら「スマイルナース」がおすすめ
子育て中に転職活動をする場合、どの職場なら復職できるか、ブランクがあっても受け入れてくれるのか、不安に感じることが多いものです。
そんなときは、転職エージェントに頼りながら転職活動をサポートしてもらいましょう。
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看護師としての復職を検討しているのであれば、ぜひ「スマイルナース」へご相談ください。
まとめ
子育て中の看護師であっても、これまでの経験を踏まえて転職先にどのように貢献できるか伝えれば、採用担当者にとって納得のいく志望動機を作ることができます。自分の状況に合わせて、転職先に熱意が伝わるような志望動機を書いていきましょう。